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2011年選抜大会の開催是非について

東北地方での大地震の発生により、2011/3/23に開催予定だった第83回選抜高等学校野球大会の開催是非について、さまざまに議論されているようです。

当初情報が錯綜していた模様で、YOMIURI ONLINE(読売新聞)では3月12日の段階で「選抜高校野球、予定通りの開催確認へ…高野連」と報じられたりもしたのですが、現段階での最新情報では「センバツ:15日に組み合わせ抽選会 開催は18日に判断」というのが、主催者である毎日新聞からの報道でもあり、正しいようです。

他の高校スポーツでは、私の知りうる範囲では「東日本大震災:ハンドボール 高校選抜、中止」、「柔道:全国高校選手権を中止」とあり、中止の方向が多いようです。ハンドボールは開催予定地が岩手ということで直接被災しておりその影響とも考えられますが、柔道は開催地が東京の日本武道館ですので直接的な被災の度合は岩手よりは軽微です。交通手段の確保などに問題があるとも思われますが、記事中には中止の理由に関する詳しい記述はなく、政治的な判断とも思われます。

一方で、高校野球には敗戦一年後に開催された1946年の第28回選手権大会や、阪神大震災2ヶ月後に開催された1995年の第67回選抜大会など、国家的困難の中で「復興と希望」のシンボルとして大会を開催してきた実績があります。もちろん、こうした高校野球の「利用」方法にも議論はあろうと思いますが、ともかく実績としてはあります。
阪神大震災直後の大会開催に関しては神戸新聞に「がれきの中の甲子園」という特集記事があり、当時高校野球関係者がいかに世論に配慮しながら準備を進めていたかが読み取れます(というより、多分に政治的な根回しに終始しているようにも読み取れますが)。しかしそれでもなお、球児たちを直接非難の対象にする心ない人々がいたことも記事にはあります。

18日の開催判断でどちらの決断が下されるのか現段階では分かりませんが、地震は天災であり球児たちには何の責任もありません。もし中止にするならば、罪のない球児たちの夢と目標を中止してしまうことに対する明確な理由を明らかにしてあげてほしいと思います。もし開催するならば、球児たちが歓迎の雰囲気の中でプレーできるように最大限の配慮をしてあげてほしいと思います。

私個人の意見を最後に少し述べておきます。私は高校野球ファンであることもあり、また関西人として1995年の第67回選抜大会で希望をもらった一人でもあり、どちらかと言えば開催に賛成です。もちろん阪神大震災と今回の大地震との間にはいろいろな違いがあり一様に議論できないことは承知しています(例えば、阪神大震災の場合は震災から選抜大会開催まで2ヶ月ありましたが、今回は地震から選抜大会開催まで2週間足らずしかありません)。そのことから、もし中止と決断されたとしてもそれはそれでやむを得ないという気持ちもあり、絶対的に開催が善、とは考えていません。開催するにしても、時期を延期するとか、高校野球は根本的には学生スポーツなのですから観客無しで実施する、などもありうると思います。

またそれとは別次元の心配ですが、そもそも東北高校は参加可能な状態なのかどうか、これも最大限に配慮してあげなければならないだろうと思います。交通手段や球児たちの健康状態といった物理的な要素の他にも、たとえ球児本人が五体満足であったとしても、親類や友人に心配を抱えているならば、十分に実力を発揮することは難しいかもしれません。もし東北高校がすぐには参加できないような状態だったとしたら、私の心情としては、東北高校を除外して大会を開催するようなことはあまり賛成ではありません。東北高校が参加できるような状況を整備した上で、開催してほしいというのが願いです。

東北高校以外にも、直接被災している球児たちは多いことと思います。彼らに、再び野球をする「日常」が取り戻される日ができるかぎり早く訪れることを願っております。まして、いまだ余震の続いている状況下ですので、さらなる被害に遭うようなことのないよう祈っております。また、私自身も復興支援に関して、できることをしていきたいと思っております。
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テーマ : 高校野球
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