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正式版1942神宮国体大会終了時点地区・地方ランキング

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1942年(昭和17年)第13回明治神宮国民体育大会野球中等学校の部終了時点での地区・地方ランキングを発表いたします。

まずは地方から。
1942 神宮国体
順位 前回順位 地方名 Pts増減 現在Pts
1 1 愛知 -36.035 1721.081
2 3 和歌山 129.970 1525.475
3 2 岐阜 -14.270 1385.727
4 4 京都 60.243 1144.003
5 5 大阪 -4.361 758.496
6 6 兵庫 -14.257 712.833
7 10 徳島 14.473 583.963
8 8 静岡 -6.226 581.382
9 7 熊本 -19.585 577.088
10 9 福岡 -1.431 576.532
11 12 香川 0.000 453.736
12 13 長野 -10.808 432.077
13 11 広島 -31.342 424.707
14 14 東京 -4.645 379.928
15 15 群馬 0.000 362.498
16 16 山口 -2.712 354.130
17 17 愛媛 -2.557 311.554
18 18 神奈川 0.000 157.183
19 19 台湾 -2.621 140.465
20 22 茨城 22.922 135.872
21 20 千葉 0.000 123.658
22 21 大分 -0.479 116.968
23 23 朝鮮 0.000 89.105
24 25 鳥取 0.000 84.907
25 26 滋賀 0.000 83.963
26 24 北海道 -3.311 83.495
27 27 島根 0.000 70.092
28 28 鹿児島 0.000 66.784
29 29 奈良 0.000 61.652
30 30 長崎 0.000 56.112
31 31 高知 0.000 55.979
32 32 秋田 -3.422 51.896
33 33 栃木 0.000 49.833
34 34 三重 0.000 48.739
35 35 埼玉 0.000 46.497
36 36 宮城 0.000 32.768
37 37 福井 0.000 31.944
38 38 佐賀 0.000 30.122
39 39 満洲 0.000 29.954
40 40 山形 0.000 21.247
41 41 宮崎 0.000 20.953
42 42 岩手 0.000 19.765
43 43 富山 0.000 17.570
44 44 青森 0.000 11.381
45 45 山梨 0.000 9.735
46 46 福島 0.000 4.892
47 47 石川 0.000 2.197
48 48 新潟 0.000 0.000
48 48 岡山 0.000 0.000
48 48 沖縄 0.000 0.000

優勝した海草中(現・向陽)の和歌山は1ランク上げて2位。これは同県としては1928年選手権終了時以来14年ぶり。和歌山は強豪校が多く、地方ランキングでも最低ランクがなんと8位という野球どころですが、実は地方ランキングで首位に立ったことはなく、2位は同県として過去最高ランク。そして保有ポイントも同県過去最高を記録しました。地方ランキングの上位2県は長く愛知、岐阜によって占められてきており、この2県以外が上位2県に食い込むのは1938年夏の五地区大会終了時の広島以来4年ぶりのことになります。ただ、岐阜は1ランク下げただけでまだ3位を維持しており、ただちに「東海王国」の崩壊と言えるような状況ではありません。これが東海勢のランク低下の始まりとなるのか、あるいは巻き返しがあるのか、注目したいところです。準優勝の平安中(現・龍谷大平安)の京都はランク変わらず4位。しかしポイントでは3位岐阜に200ポイント余りの差にまで詰めてきました。先述の和歌山とともに近畿勢として、東海勢との対決が楽しみです。その4位京都の保有ポイントが1100ポイント台であるのに対して、5位大阪の保有ポイントは700ポイント台にとどまり、この1000ポイント越えの上位4県がこの時点での強豪府県と言えるでしょう。上位では他に徳島が3ランク上げて7位。ランク、保有ポイントともに同県過去最高を更新しています。急速にランクを上昇させる徳島が、戦後もその勢いを維持できるかどうか、も今後の注目点の一つです。

地区ランキングはこちら。
1942 神宮国体
順位 前回順位 地区名 Pts増減 現在Pts
1 1 東海 -46.592 1562.675
2 2 近畿 93.886 1447.515
3 3 四国 11.916 730.873
4 4 九州 -21.495 630.015
5 5 中国 -34.054 609.747
6 6 関東 18.277 414.851
7 7 北信越 -10.808 270.366
8 8 外地 -2.621 133.364
9 9 東北 -3.422 96.425
10 10 北海道 -3.311 83.495

今回は順位の変動無し。ただ、今大会の優勝、準優勝を独占した2位近畿がポイントを伸ばした一方で、出場がなかった東海はポイントを劣化させ、両者のポイント差は100ポイント余りにまで縮小しました。一時は800ポイントを越える大差があったことを思えば、その差はかなり小さくなりました。今大会では実際に140ポイント近く差を詰めていることを考えれば、一大会で十分逆転できる差です。「東海王国」がかなり勢いを失っている状況は地区ランキングでも見えてきました。東海、近畿の2強対決の行方に注目です。

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1942年(昭和17年)第13回明治神宮国民体育大会野球中等学校の部終了時点でのランキングを発表いたします。

出場校は以下の通り。
1942 神宮国体
代表校 地方 出場回数 現在校名 ランキング ポイント
- 水戸商 茨城 15年ぶり2回目 水戸商 38 197.184
- 平安中 京都 9年ぶり3回目 龍谷大平安 5 1138.732
- 海草中 和歌山 5大会連続6回目 向陽 3 1384.209
- 徳島商 徳島 5年ぶり2回目 徳島商 7 731.506

大会は10月31日から11月3日まで開催。会場は全試合が神宮球場。本大会開催期間は言わずと知れた第二次世界大戦交戦中の時期ですが、戦況はガダルカナル島を巡る攻防の最中であり、この時点では膠着状態にあります。直前の10月26日に生じた南太平洋海戦では日本海軍はアメリカ海軍の空母を撃沈しており、まだ十分な組織的戦闘能力を維持していました。国民レベルでは、もちろん日中戦争以来の戦争の長期化は国民生活を圧迫してはいたでしょうけれども、戦争末期の日常的な、物資不足、空襲、精神的な締め付けに比較すれば、まだそれほどの逼迫感は無かったことでしょう。出場校は前年と同じく4校。この年の学徒体育振興大会のベスト4から3校と、優勝した徳島商に2回戦で1-0で惜敗した水戸商の4校です。本大会の主催者である厚生省はこの当時文部省と犬猿の仲だったはずですが、文部省系の大会である学徒体育振興大会の結果がかなり大きく本大会に影響していることが見えます。ランキングで見ると出場4校中3校がランキングベスト10に入っており、非常にハイレベルで近接しています。いずれが優勝してもおかしくない顔ぶれですが、注目は直前の学徒体育振興大会で優勝している7位徳島商と、本大会3連覇中で出場校中最高ランクの3位海草中です。勢いと実績をそれぞれ象徴する両校の活躍が楽しみです。

1回戦第1試合の3位海草中対38位水戸商は5-2で海草中が勝利、学徒体育振興大会決勝の再現となった1回戦第2試合の5位平安中対7位徳島商は7-4で平安中が勝利して雪辱を果たしました。決勝は3位海草中対5位平安中。試合は海草中・真田投手、平安中・富樫投手の投手戦となり、序盤から両校ともに0行進。中盤を過ぎても両校得点できず、緊迫した状況が続きます。さらに終盤も0が続き、延長も見えてきた9回表、ついに海草中が2点を先制。その裏の平安中の反撃はならず、海草中が2-0の完封勝ちで優勝を決めました。

海草中は空前絶後の神宮国体4連覇の偉業。4回目の優勝で、これは第一神港商(現・市神港)、愛知商(神宮十周年を含む)の2回を引き離して全国最多。和歌山勢としては4年連続5回目の優勝で、これは愛知の3回(神宮十周年を含む)を引き離して全国最多。平安中は初の準優勝、京都勢としても初の準優勝。また、京都勢は神宮国体出場4校目(神宮十周年を含めれば5校目)にしての初勝利でもあります。

大会結果を反映したランキング(上位50校のみ)はこちら。
1942 神宮国体
順位 前回順位 学校名 地方名 Pts増減 現在Pts
1 1 岐阜商 岐阜 -14.270 1866.245
2 2 東邦商 愛知 0.000 1751.314
3 3 海草中 和歌山 129.970 1514.180 優勝
4 4 中京商 愛知 -30.915 1265.368
5 5 平安中 京都 60.573 1199.305 準優勝
6 6 島田商 静岡 -6.226 777.262
7 7 徳島商 徳島 14.473 745.979 ベスト4
8 8 一宮中 愛知 0.000 691.706
9 9 浪華商 大阪 -3.733 678.204
10 10 熊本工 熊本 -19.585 653.205
11 11 愛知商 愛知 -5.120 622.480
12 12 京都商 京都 -0.330 617.411
13 13 福岡工 福岡 -1.431 575.217
14 14 享栄商 愛知 0.000 530.177
15 15 下関商 山口 -2.712 507.974
16 16 海南中 和歌山 0.000 474.077
17 17 滝川中 兵庫 -0.314 470.365
18 18 高松商 香川 0.000 457.284
19 20 松山商 愛媛 -1.334 441.855
20 21 桐生中 群馬 0.000 431.434
21 19 呉港中 広島 -31.342 413.682
22 22 育英商 兵庫 -2.050 365.531
23 23 松本商 長野 -10.227 349.396
24 24 市岡中 大阪 -0.628 345.726
25 25 早稲田実 東京 -4.281 333.719
26 26 長野商 長野 -0.580 330.090
27 27 京阪商 大阪 0.000 297.486
28 28 大分商 大分 -0.479 294.203
29 29 明石中 兵庫 -11.892 275.146
30 30 日大三中 東京 0.000 267.844
31 31 岡崎中 愛知 0.000 261.076
32 32 小倉工 福岡 0.000 260.855
33 33 日新商 大阪 0.000 253.667
34 38 水戸商 茨城 22.922 220.107 ベスト4
35 34 浅野中 神奈川 0.000 216.520
36 35 高崎商 群馬 0.000 207.357
37 36 甲陽中 兵庫 0.000 203.174
38 39 愛知一中 愛知 0.000 196.945
39 37 北海中 北海道 -3.311 195.802
40 40 広島商 広島 0.000 193.089
41 41 膳所中 滋賀 0.000 180.995
42 42 横浜商 神奈川 0.000 180.941
43 43 慶応商工 東京 -0.364 177.081
44 44 千葉商 千葉 0.000 175.715
45 45 志度商 香川 0.000 170.063
46 46 扇町商 大阪 0.000 165.080
47 47 静岡商 静岡 0.000 163.098
48 48 神奈川商工 神奈川 0.000 162.408
49 49 静岡中 静岡 0.000 158.101
50 50 鹿児島商 鹿児島 0.000 157.495
(50位以降を含めたランキング全体はこちら(正式版1942神宮国体中等学校ランキング)です)

優勝した海草中はランク変わらず3位ですが、保有ポイントは同校過去最多です。準優勝の平安中もランク5位で変わらず。両校ともランク変動無しですが、他校が軒並み保有ポイントを劣化させているこの時期に獲得したポイントは、後々生きてくることになるかもしれません。他、上位校にはランクの変動無し。本大会は参加校4校ということで試合数もわずか3試合。ポイントを伸ばした学校も、その獲得ポイントも少なく、ランクへの影響は極めて小さいものに終わりました。ポイントでは首位岐阜商(現・県岐阜商)がさらにポイントを劣化させている中で5位平安中がポイントを伸ばし、保有ポイント1000ポイント越えの5校のポイントが近接しつつあります。一方で、6位島田商の保有ポイントは700ポイント台でしかなく、上位5校との間にやや大きな差が生じています。上位5校はこの時点での「5強」と言ってよいでしょう。ただし、この5強のうちの東海勢3校はポイントを落とし続けています。「東海王国」が今後どうなっていくのか、気になるところです。

神宮国体は中等野球のみならず様々なスポーツを包摂する総合スポーツ大会ですが、実は翌1943年も厚生省は開催を目指しています。ただ、各種スポーツの予選は実施したものの(中等野球には予選は存在しませんが)、10月には学徒出陣が始まるなど戦局は悪化を続け、結局本大会を開催するには至らず。そのため、この年の大会が実際に開催された大会としては史上最後の大会となりました。本ランキングでもこの大会が戦中最後のランクとなります。

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まずは地方から。
1942 振興大会
順位 前回順位 地方名 Pts増減 現在Pts
1 1 愛知 -149.069 1757.116
2 2 岐阜 -76.987 1399.997
3 3 和歌山 -4.193 1395.504
4 4 京都 45.744 1083.760
5 6 大阪 -35.194 762.857
6 5 兵庫 -79.611 727.090
7 7 熊本 -46.551 596.673
8 8 静岡 -42.280 587.608
9 9 福岡 24.688 577.963
10 17 徳島 286.274 569.490
11 12 広島 0.822 456.048
12 11 香川 -7.156 453.736
13 10 長野 -30.547 442.885
14 13 東京 -54.342 384.573
15 14 群馬 -48.389 362.498
16 16 山口 -11.804 356.842
17 15 愛媛 -62.447 314.111
18 18 神奈川 -29.657 157.183
19 20 台湾 2.855 143.086
20 19 千葉 -22.950 123.658
21 21 大分 -4.327 117.447
22 26 茨城 28.176 112.950
23 22 朝鮮 -19.920 89.105
24 24 北海道 -7.344 86.806
25 23 鳥取 -16.835 84.907
26 25 滋賀 -1.431 83.963
27 27 島根 -4.545 70.092
28 29 鹿児島 -0.906 66.784
29 30 奈良 -5.628 61.652
30 33 長崎 0.000 56.112
31 34 高知 0.000 55.979
32 28 秋田 -15.764 55.318
33 31 栃木 -11.140 49.833
34 32 三重 -10.423 48.739
35 35 埼玉 -5.574 46.497
36 47 宮城 27.478 32.768
37 38 福井 0.137 31.944
38 37 佐賀 -1.819 30.122
39 36 満洲 -6.551 29.954
40 40 山形 -2.801 21.247
41 41 宮崎 0.000 20.953
42 39 岩手 -8.442 19.765
43 42 富山 -1.704 17.570
44 44 青森 -1.173 11.381
45 43 山梨 -2.841 9.735
46 46 福島 -1.674 4.892
47 45 石川 -4.827 2.197
48 48 新潟 0.000 0.000
48 48 岡山 0.000 0.000
48 48 沖縄 0.000 0.000

優勝した徳島商の徳島は7ランク上昇して10位。徳島は初のランキングベスト10入りで、四国勢としては1940年神宮国体終了時に10位であった愛媛以来2年ぶり。準優勝の平安中(現・龍谷大平安)の京都は4位で変わらず。ベスト4の海草中(現・向陽)の和歌山は3位変わらず、同じくベスト4の広島商の広島は1ランク上げて11位。また、徳島と入れ替わりに長野が3ランク下げて13位となりランキングベスト10から脱落。長野は前回ランキングである1942年夏の五地区大会終了時にランキングベスト10復帰を果たしたばかりで、わずか1大会で脱落してしまいました。上位ではポイントの経年劣化の差で5位大阪と6位兵庫が入れ替わっていますが、上位6位までが東海・近畿勢で占められる状況は変わらず。今回躍進した徳島には、この東海・近畿勢の牙城を切り崩すことが期待されます。

地区ランキングはこちら。
1942 振興大会
順位 前回順位 地区名 Pts増減 現在Pts
1 1 東海 -244.684 1609.267
2 2 近畿 -127.520 1353.629
3 5 四国 153.768 718.958
4 3 九州 -46.956 651.510
5 4 中国 -36.880 643.801
6 6 関東 -43.667 396.574
7 7 北信越 -26.307 281.173
8 8 外地 0.358 135.985
9 10 東北 11.032 99.848
10 9 北海道 -8.806 86.806

四国が2ランク上げて、1937年選抜終了時以来5年ぶりの3位。第2グループ内でのトップに立ちました。しかし、ポイントは上位の東海・近畿の2地区にはまだまだ及びません。かつては2000ポイント近い保有ポイントを誇った四国ですから、やはり保有ポイント4桁を見たいところです。一方で、大会の開催数の減少により上位2地区はともに大きくポイントを劣化させており、下位の地区としては差を詰める好機とも考えられます。このタイミングでの優勝は大きいと言えるでしょう。下位では東北が1938年選手権終了時点以来4年ぶりの最下位脱出。各地区のポイントが伸び悩み、さらには劣化を続けている中で8位外地との差がかなり小さくなってきています。10位北海道との長年の最下位争いを脱して、上位に食い込んでいく足掛かりがほしいところです。

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正式版1942年大日本学徒体育振興大会全国中等学校体育大会野球大会終了時点中等学校ランキング

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1942年(昭和17年)大日本学徒体育振興大会第1回全国中等学校体育大会野球大会終了時点でのランキングを発表いたします。

出場校は以下の通り。
1942 振興大会
代表校 地方 出場回数 現在校名 ランキング ポイント
北海道 北海中 北海道 北海 38 205.019
東北 仙台一中 宮城 仙台一 80 100.244
北関東 水戸商 茨城 水戸商 48 164.597
南関東 京王商 東京 専大付 103 77.532
中部 松本商 長野 松商学園 25 355.698
北陸 敦賀商 福井 敦賀 72 118.401
東海 一宮中 愛知 一宮 9 684.625
近畿 海草中 和歌山 向陽 4 1367.955
京滋 平安中 京都 龍谷大平安 5 1085.288
大阪 市岡中 大阪 市岡 26 346.848
東中国 滝川中 兵庫 滝川 19 469.056
西中国 広島商 広島 広島商 56 139.813
四国 徳島商 徳島 徳島商 21 445.232
北九州 福岡工 福岡 福岡工 13 545.882
南九州 大分商 大分 大分商 29 299.010
台湾 台北工 台湾 ※廃校 184 45.243

本大会予選終了時点ランキングの記事に記載しました通り、当時の文部省の都合によりその外郭団体・大日本学徒体育振興会が本大会を主催しました。従来の朝日新聞主催の夏の甲子園では全国から22校が出場していましたが、本大会では予選大会の地区割りが大きく異なっており、出場校は16校となっています。

今大会は大日本学徒体育振興大会として第1回の大会ですので、出場全校が初出場。出場校をランキングで見ると、最高ランクは4位海草中、次いで5位平安中で、保有ポイントが1000ポイントを越えているのはこの2校のみ。続く9位一宮中の保有ポイントが600ポイント台であることを考えると上位2校のポイントは突出しており、両校が優勝争いの中心となるでしょう。上位2校に挑むのは先述の一宮中と、500ポイント台の13位福岡工、400ポイント台の19位滝川中、21位徳島商といった面々。ただし、この時期は公式戦がほとんど実施されておらず、直近の全国大会は前年秋の神宮大会であり、甲子園の大会となると前年春の選抜まで遡るため、この時点での保有ポイントは時間軸的にやや離れた時点の実績を表していることとなります。そのため、上位2校と、追う400~600ポイント台の学校の間にそれほどの実力差は無い可能性もあります。つまり各校とも公式戦の経験が不足しておりますので、思わぬ展開となる可能性が低くないと思われます。「死球を避けてはならない」などの戦時中独特の特殊ルールもあり、先が読みにくい大会です。

大会は8月23日から29日まで7日間の開催。優勝候補の上位2校を中心に展開を追いますと、1回戦では4位海草中対184位台北工が3-2で海草中の勝利、5位平安中対26位市岡中が3-0で平安中の勝利。2回戦では4位海草中対13位福岡工が5-2で海草中の勝利、5位平安中対9位一宮中が2-0で平安中の勝利。

ベスト4は4位海草中、5位平安中、21位徳島商、56位広島商。準決勝第1試合は4位海草中対21位徳島商。試合は序盤から0行進。両校とも繰り返しチャンスを迎えるも、ミスや好守で得点できない状況が続きます。終盤に入って7回表、ついに徳島商が押し出し四球で1点先制。対する海草中は反撃実らず、1-0で徳島商が勝利。準決勝第2試合は5位平安中対56位広島商。こちらも0行進で試合が進むも5回表降雨ノーゲーム。翌日の再試合は1回表から広島商が3点先制、3回表にも1点追加して広島商ペースで試合が進みます。しかし5回裏、平安中が一気に4点返して同点、さらに7回裏にも4点奪って逆転し、そのまま8-4で平安中が勝利しました。

決勝は5位平安中対21位徳島商。準決勝第2試合が降雨再試合となった関係で、午前に準決勝第2試合を戦った平安中メンバーは続けて午後に決勝戦に臨む日程を強いられます。つまりダブルヘッダーです。今の感覚で見れば拙劣な大会運営ですが、当時は「鍛錬の野球は、よし肉体倒るゝとも、精神力だけででも頑張るといふところにこそある」と報道され、日程の不利は精神力で補え、というのが社会の風潮であったようです。そして実際の平安中メンバーは健闘を見せます。試合開始直後、1回表に平安中が1点先制。2回裏に徳島商が1点返して同点。そのまま試合は中盤へと進み、6回表に平安中が1点奪って再びリード。ここまでは接戦でしたが、終盤に試合は大きく動きます。なんと、7回裏に徳島商が一挙5点を返して6-2と大量リード。試合が決まったかと思った直後、今度は8回裏に平安中が一挙4点返して6-6の同点。そのまま延長に入ります。そして11回表、平安中が1点取ってリードを奪うと、その裏、徳島商が2点返してサヨナラ勝ち。終盤から急にドラマチックな展開となった試合でした。

今大会は第1回大会ということで優勝した徳島商はもちろん初優勝なのですが、同校にとっては全国レベルの大会での初優勝でもあります。徳島勢としても全国レベルの大会では初優勝です。この記念すべき全国大会初優勝の表彰状と優勝旗は1945年7月4日の徳島大空襲で焼けてしまいましたが、戦後の1977年になって文部省から賞状と盾が改めて贈られたとのことです。また、文部省はこの第1回大会の時点では次年度以降も継続して大会を開催する意向でしたが、翌年2月には日本軍がガダルカナル島を撤退、5月には山本五十六連合艦隊司令長官戦死、アッツ島で守備隊玉砕。戦局悪化により第2回大会が開催されることはありませんでした。

大会結果を反映したランキング(上位50校のみ)はこちら。
1942 振興大会
順位 前回順位 学校名 地方名 Pts増減 現在Pts
1 1 岐阜商 岐阜 -102.333 1880.514
2 2 東邦商 愛知 -42.931 1751.314
3 4 海草中 和歌山 16.255 1384.209 ベスト4
4 3 中京商 愛知 -156.592 1296.283
5 5 平安中 京都 53.444 1138.732 準優勝
6 6 島田商 静岡 -35.213 783.488
7 21 徳島商 徳島 286.274 731.506 優勝
8 9 一宮中 愛知 7.081 691.706
9 8 浪華商 大阪 -8.559 681.937
10 7 熊本工 熊本 -46.551 672.790
11 10 愛知商 愛知 -28.708 627.599
12 11 京都商 京都 -7.632 617.741
13 13 福岡工 福岡 30.767 576.649
14 12 享栄商 愛知 -53.749 530.177
15 14 下関商 山口 -11.804 510.687
16 17 海南中 和歌山 -6.451 474.077
17 19 滝川中 兵庫 1.624 470.679
18 20 高松商 香川 -1.984 457.284
19 16 呉港中 広島 -52.454 445.024
20 15 松山商 愛媛 -55.117 443.188
21 18 桐生中 群馬 -41.650 431.434
22 22 育英商 兵庫 -23.796 367.582
23 25 松本商 長野 3.925 359.624
24 26 市岡中 大阪 -0.494 346.353
25 23 早稲田実 東京 -50.002 338.001
26 24 長野商 長野 -35.525 330.670
27 28 京阪商 大阪 -15.565 297.486
28 29 大分商 大分 -4.327 294.682
29 27 明石中 兵庫 -45.883 287.038
30 31 日大三中 東京 -16.299 267.844
31 30 岡崎中 愛知 -25.802 261.076
32 32 小倉工 福岡 -6.079 260.855
33 33 日新商 大阪 -3.457 253.667
34 34 浅野中 神奈川 -20.198 216.520
35 35 高崎商 群馬 -15.317 207.357
36 37 甲陽中 兵庫 -5.783 203.174
37 38 北海中 北海道 -5.906 199.113
38 48 水戸商 茨城 32.587 197.184
39 36 愛知一中 愛知 -14.085 196.945
40 56 広島商 広島 53.276 193.089 ベスト4
41 41 膳所中 滋賀 -2.081 180.995
42 39 横浜商 神奈川 -16.780 180.941
43 40 慶応商工 東京 -16.459 177.445
44 42 千葉商 千葉 -5.897 175.715
45 44 志度商 香川 0.000 170.063
46 47 扇町商 大阪 0.000 165.080
47 46 静岡商 静岡 -4.517 163.098
48 45 神奈川商工 神奈川 -6.643 162.408
49 43 静岡中 静岡 -12.807 158.101
50 49 鹿児島商 鹿児島 -0.906 157.495
(50位以降を含めたランキング全体はこちら(正式版1942振興大会中等学校ランキング)です)

優勝した徳島商は14ランクも上昇して7位となり、同校初のランキングベスト10入り。徳島勢としても初のランキングベスト10入りで、四国勢としては1941年冬の五地区大会終了時に9位であった松山商(愛媛)以来1年半ぶりのランキングベスト10入り。準優勝の平安中はランク変わらず5位。ベスト4の海草中は1ランク上げて3位で、同校として過去最高ランク。ベスト4のもう一校、広島商は16ランク上昇して40位で、同校としては1941年冬の五地区大会終了時以来1年半ぶりにランキングベスト50に復帰。ランキング上位では中京商(現・中京大中京)が1ランク下げて4位となり、1933年冬の五地区大会終了時以来9年ぶりにランキングベスト3圏外となりました。また、徳島商と入れ替わりに、愛知商は1935年冬の五地区大会終了時点以来7年にわたって守ってきたランキングベスト10圏内の地位を失いました。愛知商のランク低下によりランキングベスト10圏内の東海勢は1校減りましたが、それでも5校。まだ十分多いと言えます。他には近畿勢3校、四国・九州勢がそれぞれ1校と、西日本勢で計5校です。東日本では東海勢以外は0校で、まだまだ地域的に偏在しています。1942年のこの時期、野球の大会は激減していましたのでポイント獲得の機会は少なく、この構図はまだ当面続くでしょう。

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正式版1942五地区大会(関東大会)終了時点地方ランキング

>>正式版1942五地区大会(関東大会)終了時点中等学校ランキングはこちら

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(本ブログの元データは上記ホームページ「高校野球ランキング」に格納しております。元データはデータの追加・削除・修正などにより不定期に更新されておりますので、本ブログの掲載データは古い可能性があります。最新のデータは上記ホームページをご参照ください。)

1942年(昭和17年)第9回関東中等野球大会終了時点での地方ランキングを発表いたします。地区大会ですので、地区ランキングは変動ありません。

地方ランキングはこちら。
1942 五地区大会
順位 前回順位 地方名 Pts増減 現在Pts
1 1 愛知 -160.444 1906.186
2 2 岐阜 -153.817 1476.984
3 3 和歌山 -74.489 1399.698
4 4 京都 -75.944 1038.016
5 5 兵庫 -93.254 806.701
6 6 大阪 -88.888 798.051
7 7 熊本 -25.829 643.224
8 8 静岡 -27.957 629.888
9 9 福岡 -47.046 553.275
10 12 長野 -12.315 473.432
11 11 香川 -33.410 460.892
12 10 広島 -46.080 455.227
13 13 東京 -5.457 438.915
14 14 群馬 -22.850 410.887
15 15 愛媛 -52.876 376.558
16 16 山口 -25.401 368.647
17 17 徳島 -11.810 283.216
18 18 神奈川 -5.320 186.839
19 19 千葉 0.000 146.608
20 20 台湾 -3.827 140.231
21 21 大分 -18.022 121.775
22 22 朝鮮 0.000 109.025
23 23 鳥取 -5.284 101.742
24 24 北海道 -1.462 94.151
25 25 滋賀 -9.650 85.394
26 32 茨城 24.809 84.774
27 27 島根 -0.454 74.637
28 29 秋田 0.000 71.082
29 26 鹿児島 -13.080 67.690
30 28 奈良 -7.645 67.279
31 31 栃木 -2.162 60.973
32 33 三重 0.000 59.161
33 30 長崎 -10.204 56.112
34 35 高知 0.000 55.979
35 34 埼玉 -4.569 52.071
36 37 満洲 0.000 36.505
37 36 佐賀 -7.456 31.941
38 38 福井 0.000 31.807
39 39 岩手 0.000 28.207
40 40 山形 0.000 24.048
41 41 宮崎 -2.362 20.953
42 42 富山 0.000 19.274
43 43 山梨 0.000 12.576
44 44 青森 0.000 12.554
45 45 石川 0.000 7.024
46 46 福島 0.000 6.566
47 47 宮城 0.000 5.289
48 48 新潟 0.000 0.000
48 48 岡山 0.000 0.000
48 48 沖縄 0.000 0.000

優勝した水戸商の茨城は6ランク上げて26位。全般的に、この年の選抜、五地区大会(近畿)が開催されなかったことにより、それらの大会のポイントの劣化も今回のランキングに計上されており、多くの道府県がポイントを大きく落としています。首位愛知も保有ポイントが2000ポイントを割り込みました。ポイント劣化の差により、長野が1937年の五地区大会(関東・東海)終了時点以来5年ぶりにランキングベスト10に復帰しました。一方で広島は1924年選手権終了時点以来18年間守ってきたランキングベスト10の地位を失いました。広島勢は1924年から1935年にかけて広島商、広陵中(現・広陵)、呉港中(現・呉港)の活躍で甲子園での優勝6回、準優勝4回という素晴らしい結果を残しましたが、その後はベスト4への進出も無く、1938年以降は選抜では初戦敗退を繰り返し、選手権では山口勢に代表の座を奪われ出場すらできない状況が続いていました。関東勢に話題を戻すと、ランキング10位に復帰した長野の保有ポイントが400ポイント台であるのに対して、関東勢でも13位東京、14位群馬が同じく400ポイント台のポイントを保有しており、その差は大きくはありません。関東勢は1939年の五地区大会(近畿)終了時に群馬が10位であったのを最後に、3年にわたってランキングベスト10圏内に1県もランク入りできていない状況が続いています。近いうちに、全国レベルの大会で結果を残すことができるでしょうか。

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