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暫定版ランキングによる2012年選抜出場校分析

>>暫定版 2011年神宮大会終了時点高校ランキングはこちら
>>暫定版 2011年神宮大会終了時点地区・地方ランキングはこちら

1月27日に第84回選抜高校野球大会の出場校を定める選考委員会が開かれ、出場校が決定、発表されました。当サイトでの直前ランキングである2011年神宮大会終了時点での暫定ランキングを用いまして、大会の展望を眺めてみたいと思います。

出場各校の2011年神宮大会終了時点高校ランキングでの全国順位と獲得ポイントは以下の通りです。
校名 地方 全国順位 ポイント
大阪桐蔭 大阪 3 576.722 2年ぶり5回目
光星学院 青森 4 512.567 2年連続6回目
横浜 神奈川 7 485.284 2年連続14回目
聖光学院 福島 13 395.121 4年ぶり3回目
関東一 東京 17 369.520 4年ぶり4回目
愛工大名電 愛知 18 367.751 7年ぶり9回目
天理 奈良 19 344.937 5年連続22回目
智弁学園 奈良 21 334.848 11年ぶり8回目
花巻東 岩手 23 298.396 3年ぶり2回目
履正社 大阪 25 273.303 2年連続4回目
神村学園 鹿児島 33 224.369 3年ぶり3回目
作新学院 栃木 34 216.919 8年ぶり9回目
浦和学院 埼玉 42 196.180 2年連続8回目
敦賀気比 福井 44 193.126 2年ぶり4回目
鳥取城北 鳥取 46 170.709
北照 北海道 47 168.398 2年ぶり4回目
九州学院 熊本 48 167.200 2年連続5回目
倉敷商 岡山 52 159.872 22年ぶり3回目
三重 三重 54 150.673 2年ぶり11回目
高知 高知 67 127.085 2年ぶり16回目
近江 滋賀 81 100.255 9年ぶり3回目
鳴門 徳島 85 93.442 32年ぶり7回目
健大高崎 群馬 89 91.464
別府青山 大分 121 54.118
地球環境 長野 159 33.823
高崎 群馬 163 32.194 31年ぶり2回目
早鞆 山口 176 27.360
宮崎西 宮崎 218 17.480
鳥羽 京都 225 16.934 11年ぶり4回目
女満別 北海道 308 8.257
石巻工 宮城 345 5.903
洲本 兵庫 圏外 0.000 26年ぶり3回目

ランキングポイントで見ると、最有力は大阪桐蔭。光星学院と横浜が追いかけるような状勢です。さらに保有ポイントが300ポイント台の聖光学院、関東一、愛工大名電、天理、智弁学園も有力です。今回は出場32校中17校がランキングベスト50以内にあり、去年春の11校に比べればランキング上は豪華な顔ぶれと言えると思います。ただしこれは、2011年から秋季地区大会と神宮大会をポイント集計の対象に加えたことによる影響である部分もあり、直前のこれらの大会で結果を残しポイントを得た学校が中心的に選ばれることから、当然出場校のランクは以前より高くなりやすくなります。ちなみに今回の出場校の中で、去年の選手権終了時点、つまり秋の大会でのポイントを算入する前の時点でランキングベスト50以内だったのは10校ですから、去年の11校と大して変化はないことになります。。

上述のように今回から秋の大会をポイント集計に加えたことから、選抜については圏外の学校が出場することはなくなるかな、と思っていたのですが、今回1校、圏外の学校が出場することになりました。洲本です。洲本は秋季兵庫県大会で4位(4強入りしたあと3位決定戦で敗北)に入ったのですが、近畿大会には出場していません。兵庫勢は上位3校が近畿大会に出場したのですがいずれも初戦で敗退。兵庫勢からの選抜出場が0になるのではないか、と危ぶまれていたのですが、21世紀枠での出場となりました。これには「開催地枠」ではないか、との批判が一部で寄せられています。実際のところは、選出過程が非公開であることから不明としか言えないのですが、そのような印象は拭えないところはあります。兵庫勢は過去に選抜に選出されなかったケースが2回あります。1つは第1回(大正13(1924)年)。この大会は名古屋で開催された唯一の選抜なのですが、当時兵庫は選手権大会では全盛期と言ってもいいほどでした。これ以前の選手権9大会のうち米騒動で1回中止になっていますから開催されたのは8回なのですが、優勝3回準優勝2回を誇っており、中等学校野球と言えば兵庫勢を抜きには考えられない時代であったにも関わらず選に漏れました。これはおそらく、新規に開催する選抜大会に対して選手権大会とは違う独自性を与えるべく、故意に外した可能性があります。もう一回は第54回(昭和57(1982)年)。このときは、その前年(1981年)の秋季近畿大会で兵庫勢は初戦で全滅。今回と同じようなケースでした。当時は21世紀枠のような「救済手段」は存在せず、「地域性」で選ばれるかどうか、というところが注目でしたが結局選出されませんでした。ちなみに、この1981年秋季の兵庫県大会の優勝は洲本でした。

かなりグレーな今回の選出ですが、私自身はこのような選出も「あり」であろうと思っています。教育的配慮からの平等性の欠如が問題視されることがあるようですが、世の中に出れば自分が平等でない扱いを受けることは多く、自分の努力ではどうしようもないことで悔しい思いをすることもよくあることです。世の中は平等ではない、ということを教えるのもある種の教育だと考えられないこともありません。まぁ、これは幾分、屁理屈ではありますが。また、私は高校野球の大会は根本的には興行であると思っています。教育的配慮もある程度は必要であろうとも思いますが、あまり「教育、教育」と求めすぎることは、高野連が「教育」の名の元に高校野球を聖域化し、不合理な規制を球児並びに関係者に強要している状況を助長することにもなりかねません。現在の高校野球人気は選抜、選手権という多くのファンから注目される大きな大会を開催し続けてきたことによる効果である部分が大きく、その人気の高さが球児のモチベーションに繋がってもいます。これだけ大きな大会を開催するにはカネが必要なのです。大会の開催には教育的配慮と同時に現実的配慮、つまりカネの工面への配慮が欠かせません。日本には「カネは汚いもの」という文化がありますが、しかしカネへの配慮を全く排除してしまっては継続的な大会の運営は立ち行きません。もちろん、このグレーな選出を賞賛するようなつもりはありませんが、現実的な選択肢の一つであろうと思います。教育的配慮と現実的配慮とのバランスの取り方はかなり難しい問題で、どの程度をやり過ぎと見るかは主観的価値判断である部分もありますので、絶対的正解があるわけではなく、その時々の多数決論理によって決まっていくものでしょう。かく言う私も、確かに今回の選出については「ちょっとやり過ぎじゃないですか」と思わなくもないのですけどね…。それは私の主観ですから、みなさんに押し付けるつもりはありません。有り体に言えば洲本の選手は地元ファンを呼び寄せるための客寄せパンダであるわけですが、球児たちがそれでも甲子園に立てるのであれば良いと考えるのなら、それはそれで良いと思います。また、洲本を代表にねじ込んだことによって当落線上の学校のうちの少なくとも一つが替わりに落選したわけですが、その学校の球児には、悔しいでしょうけれども、世の中は不条理なのだということを学んでもらいたいと思います。あと懸念するとすれば、このような「情実選出」が続くようだと選抜が真の実力校同士が戦う全国大会としての意味を失うことから、ファンの目が離れてしまうかもしれませんし、大会の権威も損なわれていってしまうでしょう。それは現実的配慮の目的からして本末転倒ですから、高野連及び主催者には程度をわきまえて運営していってほしいと思います。

いろいろ賛否はあると思いますが、それはあくまでも大会運営上の問題ですから、つまりは大人たちの問題です。プレーする選手たちに罪はありません。洲本の選手たちが存分にプレーして、あわよくば「開催地枠」などのレッテルを跳ね返す活躍をしてくれることを願います。

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