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暫定版 2012年選手権終了時点高校ランキング

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2012年(平成24年)第94回全国高校野球選手権大会終了時点でのランキングを発表いたします。

今回は、やはり注目されたのは大阪桐蔭と光星学院の動向であったろうと思います。大阪桐蔭の春夏連覇か、光星学院による東北勢初優勝か、というのが注目点ですが、まさかこの両校が決勝で再び相見えることになろうとは、予測した人は少なかったでしょう。なぜなら決勝で戦うためには、両校が勝ち進むこととともに、決勝までは対戦しない、という籤運にも恵まれる必要があるからです。その意味では、今回の大会は運命も味方につけた劇的な展開であったということができるでしょう。

初戦では東海勢が2年連続で全校初戦敗退。春には勝っていますので地盤沈下というわけではないでしょうけれども、甲子園では錚々たる戦歴を残してきた東海勢が振るわない状況は少し気になります。また東京勢が2003年以来9年ぶりに2校とも初戦敗退となりました。去年夏の日大三の優勝を含めて2009年春以来春夏7季連続でベスト8以上に進出し続けてきましたので、近年の東京勢には非常に強いイメージがありました。ちょっと驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

結果を残した学校の中では、決勝未進出5県の一つ山梨の東海大甲府が初の決勝進出なるか、と注目しましたが、惜しくも準決勝で敗れました。山梨はこれでベスト4進出が春夏通算で7回目ですが、そのうち4回は平成に代わって以降に集中しており、実力を高めつつあるのが見て取れます。ちなみに7回のベスト4のうち5回は東海大甲府。最近では日本航空、山梨学院大付などの新興勢力も面白いのですが、やはり山梨と言えば東海大甲府、と再認識させてくれる活躍でした。さらに、当サイトでは基本的に個人記録は扱っておりませんが、桐光学園の松井裕樹投手の1試合奪三振記録22は大いに称賛されてしかるべき大記録です。惜しくも準々決勝で敗れましたが、4試合での合計奪三振数は68にも及び、1大会通算奪三振記録の歴代3位、1試合平均奪三振数はなんと17!。まだ2年生ですので今後が楽しみです。激戦区神奈川の学校ですから、今後の最大の関門は神奈川大会を勝ち抜くことでしょうか。また全国に帰ってきてほしいものです。

優勝の大阪桐蔭は夏3回目、春夏通算で4回目の優勝、そして史上7校目の春夏連覇。大阪勢としては夏11回目、春夏通算ではなんと20回目の優勝。どちらも最多の数字です。ちなみに大阪勢では1987年にPL学園も春夏連覇を果たしており、春夏連覇を果たした学校が同一県勢から複数校輩出されるのはこの大阪勢が初になります。夏春連覇も含めれば、法政二、横浜が連覇している神奈川も複数校連覇に名を連ねることになります。連覇の回数としては、中京商(現・中京大中京)が春夏連覇と夏春連覇を1回ずつ記録しており、愛知、神奈川、大阪がそれぞれ連覇2回で並んでいます。準優勝の光星学院は夏2回目、春夏通算で3回目の準優勝。そして3季連続準優勝で、これは史上初の記録です。また、3季連続の決勝進出は1937年春準優勝、1937年夏優勝、1938年春優勝の中京商、1983年夏優勝、1984年春準優勝、1984年夏準優勝のPL学園に続き3校目。そして、もし4季連続となれば過去に例がありません。来春に期待するのはまだ気が早いでしょうか?青森勢としては夏3回目、春夏通算では4回目の準優勝です。

大会結果を反映したランキング(上位50校のみ)はこちら。
2012 選手権
順位 前回順位 学校名 地方名 Pts増減 現在Pts 備考
1 1 大阪桐蔭 大阪 277.910 1282.314 優勝
2 2 光星学院 青森 153.740 929.127 準優勝
3 3 日大三 東京 -6.978 715.403
4 4 興南 沖縄 -21.525 647.223
5 7 聖光学院 福島 63.962 619.244
6 5 関東一 東京 -15.900 576.211
7 6 横浜 神奈川 -45.453 519.906
8 9 智弁和歌山 和歌山 -24.033 444.145
9 23 天理 奈良 99.242 438.303
10 12 愛工大名電 愛知 7.385 430.636
11 8 早稲田実 東京 -50.834 425.748
12 11 智弁学園 奈良 -14.304 424.369
13 10 中京大中京 愛知 -35.761 417.179
14 25 明徳義塾 高知 92.461 410.963 ベスト4
15 14 東海大相模 神奈川 -7.797 406.066
16 24 神村学園 鹿児島 68.883 403.231
17 16 健大高崎 群馬 -1.925 401.562
18 13 広陵 広島 -30.783 391.686
19 27 作新学院 栃木 73.510 385.485
20 17 帝京 東京 -19.688 363.046
21 20 大垣日大 岐阜 -7.268 358.313
22 29 浦和学院 埼玉 78.734 354.211
23 19 常葉菊川 静岡 -24.601 346.583
24 18 清峰 長崎 -25.551 346.240
25 22 花巻東 岩手 -13.147 328.314
26 21 報徳学園 兵庫 -18.825 325.146
27 15 駒大苫小牧 北海道 -98.060 313.758
28 26 習志野 千葉 -3.606 310.362
29 32 仙台育英 宮城 46.727 304.953
30 28 履正社 大阪 -3.209 298.024
31 30 九州国際大付 福岡 -7.018 257.465
32 31 沖縄尚学 沖縄 -5.629 256.108
33 33 日本文理 新潟 -9.699 233.605
34 47 鳥取城北 鳥取 34.075 227.992
35 35 九州学院 熊本 -4.374 224.014
36 37 関西 岡山 -7.628 217.192
37 53 倉敷商 岡山 44.620 215.855
38 36 佐賀北 佐賀 -16.851 211.065
39 38 東洋大姫路 兵庫 -11.210 210.096
40 98 東海大甲府 山梨 126.826 205.633 ベスト4
41 40 鹿児島実 鹿児島 -7.680 203.989
42 34 青森山田 青森 -30.607 202.523
43 46 鳴門 徳島 5.006 200.483
44 41 成田 千葉 -11.012 200.106
45 45 敦賀気比 福井 -1.487 197.405
46 42 今治西 愛媛 -12.502 195.012
47 48 北大津 滋賀 0.782 194.695
48 44 県岐阜商 岐阜 -5.345 194.566
49 71 浦添商 沖縄 68.172 191.551
50 49 北照 北海道 -0.646 187.487
(50位以降を含めたランキング全体はこちら)

優勝した大阪桐蔭は首位を固め、準優勝の光星学院も2位をキープし3位日大三との差を200ポイント以上に開きました。この両校がランキング全体の中でもやや飛び抜けた印象です。ベスト4の明徳義塾は11ランク上昇して14位、同じくベスト4の東海大甲府は58ランクも上昇して40位となり、ランキングベスト50に加わってきました。ランキング上位では聖光学院が2ランク上げて5位となり、ランキング上位5校中2校が東北勢。今大会は出場できませんでしたが花巻東も最近活躍が多く、優勝旗にこそ手が届いていませんが、近年九州勢に代わって勢いを得てきているのは東北勢でしょう。やや気になるのは従来東北勢を牽引してきた宮城勢がやや振るわないことでしょうか。東北内部での勢力図も変化してきているようです。他に、9位天理、10位愛工大名電がランキングベスト10に加わり、代わって11位早稲田実、13位中京大中京がランキングベスト10から脱落しました。まだ国体を残してはいますが、すでに各県では3年生が引退したあとの新チームでの秋季大会が始まっています。新年度にはランキングがどのように変動するのでしょうか。大阪桐蔭、光星学院は今年の実績を新世代に引き継ぐことができるでしょうか。楽しみです。

ランキングベスト50以内に2校以上を送り出している都道府県は以下の通りです。
4校:東京(日大三、関東一、早稲田実、帝京)
3校:沖縄(興南、沖縄尚学、浦添商)
2校:北海道(駒大苫小牧、北照)
   青森(光星学院、青森山田)
   千葉(習志野、成田)
   神奈川(横浜、東海大相模)
   愛知(愛工大名電、中京大中京)
   岐阜(大垣日大、県岐阜商)
   大阪(大阪桐蔭、履正社)
   兵庫(報徳学園、東洋大姫路)
   奈良(天理、智弁学園)
   岡山(関西、倉敷商)
   鹿児島(神村学園、鹿児島実)
春に比較して、千葉、宮城が1校減、沖縄、岐阜が1校増。
また、

0校:秋田、山形、茨城、長野、富山、石川、三重、京都、島根、山口、香川、大分、宮崎

の13府県となっており、山梨、徳島が脱出し、石川、三重が0校に転落しました。北海道を除くと各地区に1県以上、ランキングベスト50圏内に1校も送り込めていない県が存在するのですが、特に厳しいのは北信越ですね。5県中3県が0校となっています。長野、石川にはかつて全国レベルの強豪校がいくつも存在しましたが、最近では活躍が見られません。北信越では優勝経験があるのは長野勢のみで、その長野勢も1954年春の飯田長姫以来50年以上優勝がなく、東北に次ぐ優勝空白地帯となっています。東北勢は最近元気ですし、北海道でも駒大苫小牧の夏連覇があり、雪国のハンデはもう無くなったとも言われています。北信越も野球熱では他地区に引けを取らず、むしろ熱いものを持っています。新たな勢力の出現、あるいは伝統校の復活の日を楽しみに待ちたいところです。

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